今大学に行く前に筋トレに来ている学生が年明けから数名来ていました。
4月に入る前に入寮で今は1人が来ています。
どの子も強豪校にいたのですが筋トレがほぼからっきしでした。
体は筋肉が動かしています。
筋肉に力が無ければ、一生懸命に技術を磨こうとしてもエンジンが小さいわけですからどこかで行き詰まります。
学生に限らずどの年代でも筋肉が着くには時間がとてもかかります。 選手も指導者も親御さんも基本的にそこの考えが抜け落ちています。
筋力アップ=筋肉量増加なのです。
若くて筋トレをやり込めば半年かからず3キロから5キロくらいの体重増加は可能。
やり込み方が分かっていないので、中々そうならないのです。
私と一緒に脚トレはやっている21才の男の子は4ヶ月で3キロ増えたそうです。
その子は一緒に始めた時に脚トレして帰る時も産まれたての子鹿のように立っても膝がガクガクしてフラつきながら帰宅しました。次の日に…帰宅して水を飲もうとしたら脚の力が入らずそのまま倒れてしまいコップの水を被り自力で立てずご両親に起こしてもらったと話してました。
完全に脚が疲労してそうなってしまったということですね。 今も毎週一緒にやっています。
楽しいそうです(笑) このようなトレーニングでも数ヶ月…また1年以上もっともっと時間がかかります。 私も大会デビューして20年以上の時が経ちましたが、本物のボディビルダーになったなと思うようになったのはここ5〜6年です。
学生の頃の3年間はあっという間に終わります。
中々筋肥大はしません。男性でもそうですから女性なら尚更です。
ですから中学生から始めて基礎を造り高校で更にパワーをつけていくこと。
後は、筋トレと食事がうまくコラボしないと駄目です。食事はお腹が空いた欲求を満たすものではありません。こういう食事が生活習慣病を招きます。
食事は体が必要とする栄養補給です。
素晴らしいトレーニングをして筋肉を痛めつけても栄養がなければ育ちません。
私は今も栄養摂取には試行錯誤しています。
摂取タイミングなど考えることはいろいろあります。中学生高校生は、まず競技力向上の為に筋トレをしっかりやろうとする意識を持ってください。
プロテイン飲めば競技練習程度で筋肉になることは期待できません。
若いのに勿体ないなと感じましたので投稿してみました。過ぎた時間は戻りません。
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